欧州旅行のオンライン予約、コロナ禍前水準上回る
欧州連合（ＥＵ）統計局（ユーロスタット）によると、域内の短期宿泊施設のオンライン予約が今年２月以降、２０１９年の新型コロナウイルス禍前を上回っている。写真は２０１８年７月、ギリシャのアテネで撮影（２０２２年 ロイタ/Costas Baltas）
［４日 ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）統計局（ユーロスタット）によると、域内の短期宿泊施設のオンライン予約が今年２月以降、２０１９年の新型コロナウイルス禍前を上回っている。
民泊サイト運営大手のエアビーアンドビー（ABNB）、旅行サイトのブッキング・ドット・コム、トリップアドバイザー、オンライン旅行代理店のエクスペディアを通じた欧州観光国の短期滞在予約は、ほぼ完全にコロナ禍前の水準を上回ったという。
２月は１０．９％増、５月は５．６％増と、前年からの増加幅が大きかった。特にフランスは１９年水準を３１％上回り最も伸びた。
イタリアとオーストリアの伸びはより限定的だが、コロナ禍前に近い水準となっている。
今年の短期滞在予約は約２億泊とコロナ禍前から１３８％増加した。
私たちの行動規範：トムソン・ロイター「信頼の原則」
次の記事
- 米国米石油・ガス掘削リグ稼働数、5週間ぶりに増加＝ベーカー・ヒューズ
米エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズが発表した１９日までの週間データによると、国内の石油・天然ガス掘削リグ稼働数は前週比２基増の６１９基となり、５週間ぶりに増加した。
