itt TOKYO2024

クロアチア、スロベニア、セルビア、モンテネグロ、「新型コロナウイルス」の影響について (現在の状況)

  • 2020年7月13日

「新型コロナウイルス」の新規罹患者が増加してしている、クロアチア、スロベニア、セルビア、モンテネグロ、4ヵ国の状況を当地の日本大使館発出情報とともにお知らせいたします。

■ クロアチアの現状

クロアチアでは、2020年7月10日に新規感染者数が100名を超えました。

これを受け、クロアチア市民保護本部は7月10日付で以下の決定をしております。

* 7月13日より100人以上の参加者を見込む集会を企画する主催者は、

 集会開催の48時間前までに地域の市民保護本部にEメールにて、

 集会の目的・場所・日時・責任者の連絡先、及び参加見込み人数を届け出る。

* 当該集会の参加者を書面で記録し、これを14日間保存することを義務付ける。

* 参加者は、クロアチア公衆衛生局の勧告・指導を遵守することが義務付けられる。

なお集会は、市民保護本部の検査官及び警察官で構成されるチームにより監督されることとなります。

■ スロベニアの状況

連日、2桁台の新規感染者が発生しております。

これを受け、スロベニアでは、屋内の公共スペースでのマスク着用、および手指の消毒の義務化が継続されております。

EU理事会による域外からの入域制限緩和に係る決定がなされましたが、スロベニア政府は入国に関して引き続き独自の制限を行っており、引き続き日本を含む自由往来国リストに掲載されていない国からの渡航に関しては、原則として14日間の自主隔離が必要となっております。

また自由往来国から入国する者に対しても、国境において詳細な滞在歴・移動経路・滞在許可の有無等について説明を求め、その結果によっては14日間の自主隔離を求める場合があります。

■ セルビアの状況

セルビア政府は、7月09日にベオグラード市内における外出等規制を再度以下のように厳格化したため反対デモが発生しており、外出や集会の人数制限を無視し、現在全土に広がっております。

◎ ベオグラード市内における外出等の規制内容

1) 屋外・屋内を問わず10人を超える集会の禁止

2) 全屋内施設の入店人数を4平米あたり1名までに制限。

 施設には、入店可能人数の表示が求められる。

3) 店舗の営業を21:00~翌朝06:00まで禁止。

 (屋外施設、飲食店の屋外席等は23:00~翌06:00まで営業禁止。)

なお、セルビアでは7月09日現在、計24都市において非常事態宣言が発出が確認されております。当該都市については一律の制限措置のほか、市毎に個別の制限措置が設定されている可能性もあります。

■ モンテネグロ

7月02日より、感染防止措置を遵守しなかった場合、100~2,000ユーロの罰金が課せられます。

〔罰金の対象となる例〕

* ソーシャルディスタンスを保持しなかった場合

* マスクやその他の予防具を使用しなかった場合

* マスクなしで商店、カフェ・レストランその他の公共の場所に入った場合、等

なお、7月06日より国内の感染者のさらなる増加を受け、国内全土でカフェ・レストランの営業時間を24:00(深夜00:00)までとする制限等を導入しております。

また地域によっては、集会の禁止などの規制が独自に設定されている場合もあります。

以上、ご注意ください。

情報提供:合同会社 プレヌスツアージャパン日本海外ツアーオペレーター協会