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外務省、エルサルバドルの渡航情報引き上げ、ギャング活発化

  • 2016年3月22日

 外務省はこのほど中米のエルサルバドルの海外安全情報について、首都サンサルバドル市のセントロ地区に加えて11の市を、レベル1の注意喚起からレベル2の「不要不急の渡航は止めてください」に引き上げた。テロ組織としても指定されている青少年ギャング集団「マラス」の活動が活発化しているほか、凶悪犯罪の発生率も上昇していることを受けたもの。エルサルバドル当局はこれらの地域における無差別テロなどのリスクを勘案し、日本政府に「極力近寄らないように」と勧告している。

 なお、その他の地域については、全国各地にマラスの縄張りがあり、かつ警察官の数が少ないことなどから、すべてレベル1を継続する。