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日本航空、次世代航空機ボーイング737-800型機を受領、小型の主力機に

  • 2006年11月22日
 日本航空(JL)はボーイング737-800型の第1号機を受領した。同機は従来のB737-400型機に最新鋭の技術を取り入れた次世代型航空機。新設計の主翼とブレンディッドウィングレットや燃料タンクを大型化し、エンジン性能を向上したことで航続距離は4500キロメートルに延長し、国際線での運航も可能となった。JLでは同機を30機確定発注しており、さらに10機のオプション権を保有。今後は小型機を同機に集約していく意向だ。まず、初号機は2007年3月から羽田/山口宇部、羽田/宮崎線の国内線に導入し、順次拡大するほか、国際線でも2007年度から中国や東南アジアへの就航を予定している。

▽国際線にはビジネスクラスも

 座席数は国内線がクラスJの20席と普通席145席。国内線にはビジネスクラス12席、エコノミークラス132席と、小型機としては初めて本格的なビジネスクラスを設ける。機内は足元の空間を拡大したレカロ社製の新世代シートを搭載。国際線仕様のエコノミークラスにはPC電源や個人エンターテイメントシステムを導入するなど、機内のビジネス環境を向上させた。