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国交省、国際拠点空港のあり方について懇談会を開催、方向性を議論へ

  • 2006年10月23日
 国土交通省は航空局長の私的懇談会として、「今後の国際拠点空港のあり方に関する懇談会」を開催する。議題としては、今後の国際拠点空港のあり方として、国際拠点空港の成田、関空、中部に求められる空港の容量、サービス水準などを議論するほか、国際拠点空港の適正な運営の確保のための方策のあり方として、資本、事業運営、環境対策・空港周辺地域など基本的な方策について検討する。

 特に、成田空港については滑走路の延長工事に着手しているが、これによる容量の増大について先が見えている部分もある。さらに資本についても、株式上場の際、空港という公共性を保つ方策も検討する必要がある。こうした観点も含みながら、民間航空、地元などの意見も取り入れながら議論を進めていく。この検討結果については来年4月中旬に交通政策審議会航空分科会で報告する予定だ。