オンタリオ州 シティと郊外であそぶ

オンタリオの夏は、華やかなイベントやフェスティバルが盛りだくさん。とりわけトロントやオタワなどの大きな都市では国際レベルのお祭りも開催され、世界中から旅行者が訪れます。そんな賑やかな街には少し長めに滞在を。ダウンタウンで遊び、郊外にも足を伸ばす。住人気分でシティライフを楽しんでみませんか。

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トロントオタワ

首都から素朴な田舎町まで足を伸ばして

オタワ1857年、英国のビクトリア女王によって首都に定められたオタワ。以来、隣接するケベック州ガティノーと合わせ、長い年月をかけて都市づくりが進められてきました。国立の美術館や博物館など文化施設も充実。また5月のチューリップ・フェスティバルを皮きりに、夏の間は様々なお祭りが目白押し。国会議事堂の衛兵交代式も毎日行われています。
この庭園のように美しいダウンタウンを外れると、周辺は美しい森や素朴な田園風景が広がります。まず気軽に出かけられるのが、オタワ川を渡りケベック州側にあるガティノー公園。広大な森林の中にはハイキングトレイルやピクニックエリアも点在。この公園と合わせてオタワ川沿いにケベック州側をドライブすれば、国会議事堂を様々なアングルから眺めることもできます。
オタワまた、歴史的なリドー運河沿いに広がるラナーク・カウンティまで足を伸ばしてみるのも魅力的です。田園の中に小さくて素朴な村が点在する一帯は気ままにのんびりドライブするのにぴったり。アーティストのかわいいショップが集まったメリックヴィルなどに立ち寄ってみてください。またこのエリアはオンタリオきってのメープルシロップ産地。森の中にあるシュガーシャック(メープルシロップ農家)を訪れ、自家製のシロップを購入するのも楽しみです。

古都キングストン経由で走るトロント/オタワ古都キングストン経由で走るトロント/オタワ

古都キングストン経由で走るトロント/オタワトロント/オタワ間は、エア・カナダの定期便が1時間に1本運航しておりアクセスは大変便利ですが、両都市を往復する際、片道だけを車でつないでみるのもおすすめです。
この際ぜひ立ち寄りたいのが、キングストンの街。オンタリオ湖からセント・ローレンス川が流れ出す場所にあり、古くから交通の要所として栄え、カナダ建国の直前、英国領連合カナダの最初の首都もおかれていました。石灰石でできた建物が多く、ライムストーンシティとも呼ばれる街の中には、初代首相マクドナルドの邸宅など史跡も数多く残されています。
このキングストンでの最大のハイライトとなるのは、北米有数の景勝地サウザンド・アイランズのクルーズ。広大な川幅のセント・ローレンス川に浮かぶ無数の島々を巡る船旅はのどかそのもの。夕方から出航するディナーつきのクルーズも人気です。
トロントからキングストンへは約3時間(260km)、キングストンからオタワへは2時間15分(195km)のドライブとなります。

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