アマデウス、NDC日本導入は19年末、実用化に向け数百万ユーロを投資

ブラウザベースのプラットフォームにNDCコンテンツを表示
業務渡航向けにバックオフィスとの連携を検討

  • 2018年11月18日(日)

 国際航空運送協会(IATA)が普及をめざす新規格、「NDC(New Distribution Capability)」が実用化の段階を迎えつつある。アマデウスはすでにNDCの実用化に向けたプロジェクト「NDC-Xプログラム」を今年2月に発表した。このほど来日したアマデウス本社で旅行コンテンツソーシングを担当するエグゼクティブバイスプレジデントのアンナ・コーフッド氏は、「NDCの日本市場への投入は19年末頃を見込んでいる」とコメント。本誌のインタビューに応え、「すでに6月にはGDSのPNRに相当するNDCのorderの予約テストを実施した。来年は、まずはOTAとアマデウスをAPI接続し、OTAがNDCコンテンツを見られるようにすることで、実用化の第一段階を踏み出す」と説明した。

 API接続によるパイロット版の第1号は、ヨーロッパの有力OTAであるオランダのTravixだ。次いで19年第2四半期(4月~6月)にはブラウザベースの旅行予約プラットフォーム「アマデウス・セリング・プラットフォーム・コネクト」でもNDCコンテンツを表示できるようにする予定。その段階で、リアルエージェントも同プラットフォームを通じてフロントオフィスでNDCベースのコンテンツを見られるようになる。その後、日本市場向けにカスタマイズして年末に日本でサービスを開始する見通しという。

 コーフッド氏によると、「アマデウス・セリング・プラットフォーム・コネクト」で検索すると、GDSコンテンツとNDCコンテンツが融合した形で同一画面上に表示され、現在と変わらない操作性を実現する予定。NDCコンテンツの特徴でもある画像情報などを含めたリッチコンテンツに関しては、現在のシートマップを見るような手軽さで見られるようにする。加えて、「例えばある料金帯を表示したうえで画面をクリックするとフラットベッドの画像が出てくるなど、予約フローの中の複数の場面で画像を活用できる形を考えている」とした。

 現在、「NDC-Xプログラム」に参加してNDCコンテンツを提供すると発表している航空会社はカンタス航空(QF)とアメリカン航空(AA)の2社だが、実用化の段階が進むのに応じて航空会社の数も増えていくと見られる。

 実用化の次の段階としては、20年までに既存のGDSベースのコンテンツとNDCベースのコンテンツの完全統合をはかる。実現すれば、例えば旅行会社は「アマデウス・セリング・プラットフォーム・コネクト」を通じて羽田/ロンドン線の往路をNDCベースで予約し、復路はGDSベースで予約することが可能になる。「アマデウスを使えば、NDCベースのコンテンツとGDSベースのコンテンツをシームレスに利用できる状況を実現する」(コーフッド氏)ことが目標だ。

次ページ>>▽GDS経由のNDCコンテンツ利用は金銭的メリットも/NDCに数百万ユーロを投資

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