インタビュー:アメリカン航空流通戦略マネージャーの渡辺氏

日本支社に新ポスト、GDS出身者が就任
旅行会社がNDCを利用するメリットは

  • 2018年6月5日(火)

 アメリカン航空(AA)は、国際航空運送協会(IATA)が導入を推進する新しい流通規格、NDC(New Distribution Capability)の活用に向けた取り組みを強化している。日本では昨年10月に、日本支社に新たに「ディストリビューション・ストラテジー・マネージャー」の役職を設けた。同職に就任したGDS出身の渡辺雄次氏に、NDCによる航空券流通の変化や、旅行会社がNDCを利用するメリットなどを伺った。


-貴社でNDCをどのように位置づけているのかお聞かせください

渡辺雄次氏(以下敬称略) NDCとは、IATAがとりまとめたシステムの通信言語規格のこと。今後は、旅行の計画から終了まで、旅行者の満足度を向上させることがますます必要になってくる。AAとしては将来の流通を考えるなかで、お客様の満足度の向上のためには新しい流通を組み立てることが必要と判断し、10年前くらいからNDCに関わってきた。IATAの中にワーキンググループがあり、AAもその一員となっている。

 NDCをマーケットで本格的に展開しはじめたのは昨年からで、6月にはダラスで全世界の旅行会社向けに「NDCサミット」を開催し、今年1月には日本の旅行会社向けにセミナーを実施した。個々の旅行会社に対してNDCツールを紹介する取り組みも進めている。

 現在はAAのフライトの多い米国を中心に旅行会社の導入が進んでいる。日本では、すでに数社の旅行会社と契約済みで、稼働を始めているところもある。


-AAにとってNDCを活用するメリットは何ですか

渡辺 現在はGDSやシステム会社など、サードパーティーの会社が航空会社と旅行会社との間を仲介している。つまり、航空会社とGDSの間、旅行会社とGDSの間のそれぞれで、契約やシステム開発が必要になっている。

 NDCを利用すると、より多くのコンテンツや情報を、旅行会社に即座に提供することができる。旅行会社と直接コミュニケーションが取れるので、我々の意図をより伝えやすくなる。

 また、航空会社は現在、機内WiFiや有料座席の指定、超過手荷物などのアンシラリーサービスを強化している。例えば機内WiFiの場合、現状ではお客様は空港のチェックインカウンターや飛行機に乗ってから相談することになるが、NDCであれば、旅行会社で事前に案内し、精算することが可能になる。

 現在もGDSでも対応できるアンシラリーはあるが、実際は航空会社が提供するすべてに対応しているわけではない。航空会社とGDSとの間には機能ごとに契約があり、開発もしなければならない。

 AAはすでに、NDC認証の最高レベルであるレベル3を取得している。NDCを通じた情報の提供、予約・発券、アンシラリーサービスの提供、精算などが最大限できる体制を整えている。

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