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シンガポールMICE:FLPジャパンから学ぶ成功のコツ

常に新しいものに挑戦するパワーが参加者の刺激に

15年12月の「グローバルラリー」に日本から約700名が参加  アロエベラ製品をネットワーク販売するフォーエバーリビングプロダクツジャパン(FLPジャパン)は2015年6月と16年1月、全国のディストリビューターを対象にシンガポールでのインセンティブツアーを実施した。ネットワークビジネスにとって「活動の原動力」という重要な要素のMICEを、2年連続で同地で実施した理由は何か。参加者が喜んだポイントはどこか。前職の旅行会社を経て同社で15年、MICEの企画を一手に担うインセンティブ部部長代理の中禮和人氏に、同氏ならではの企画・運営のコツもあわせて聞いた。


2年連続で実施したシンガポールMICEの決め手

FLPジャパンの中禮氏  FLPジャパンでは海外インセンティブツアーを年3回実施している。このうち15年度は、世界各国のディストリビューターが集う「グローバルラリー」を15年6月に、国内のトップディストリビューターが対象の「PCMリフレッシュセミナー」を16年1月に、シンガポールで開催した。「グローバルラリー」には世界から約7000名、うち日本から約700名が参加し、イベントを実施したマリーナ・ベイ・サンズでは、過去最大の企業イベントになった。

 「グローバルラリー」の開催地はFLPの米国本部が決定するが、「PCMリフレッシュセミナー」はFLPジャパンが決定しており、毎年ハワイを中心に開催している。というのも、同社のトップディストリビューターは長年貢献している50代から60代のシニアが中心。毎年のようにツアーに参加し、海外旅行や特別な企画に慣れた人たちだ。そんな目の肥えた参加者の期待を満たすデスティネーションが求められるが、ハワイは「失敗したくない」というミーティングプランナーにとって、クオリティが高く、大人数の受け皿がある安心の開催地なのだという。

巨大植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」も新しいシンガポールを象徴する景色の1つ  では今回、シンガポールに決めた理由は何か。やはり、第一に中禮氏があげたのは、マリーナ・ベイ・サンズというアイコンの強さだ。同ホテルのオープン以降、FLPジャパンの上層部をはじめ、参加者からも要望が強まり、「一度は泊まってみたいという成績優秀者の夢を実現したいとの思いが優先した」と中禮氏。これに加え、「街の清潔さ」「ショッピングの充実度」「治安の良さ」といった、MICE開催に適した強みも後押しした。

 実際に開催した感想を聞くと、「ミスが少なく、運営がスムーズ」と話す。中禮氏は前職の旅行会社時代をはじめ、シンガポールでMICEを実施した経験があるが、マリーナ・ベイ・サンズなど2つのIR(統合型リゾート)をはじめ、観光開発が進んだ近年の開催は今回が初めて。「毎回、初のデスティネーションではヘトヘトになるが、シンガポールは楽だった。勤勉な国民性が作用しているのだと思う」と太鼓判を押す。肝心の参加者からも、「毎年参加する仲間と新しい場所に行けて楽しかった」と、満足した感想が聞かれた。

 「デスティネーションを織り交ぜて新鮮味を出していくことは重要」と中禮氏。「シンガポールは常に新しいものが創造される一方で古い場所も賑わっており、新旧が入り混じることが原動力になっているのが素晴らしい」と語り、「参加者が『シンガポールでは、いつも一緒に参加する仲間との会話の内容が変わった』というような刺激があればうれしい」と、シンガポールそのものの魅力がMICEに与える好影響にも期待する。

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