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訪日MICE、外国人向け情報提供強化、主催者目線で提案を-MPIセミナー

外国語での情報提供強化、国際基準のサービス提供へ
自分主体でない、主催者目線でニーズを踏まえた提案を

 MPI Japan Chapterが先ごろ実施したセミナーで、MICEコンサルタントとして国内外で活動する川島アソシエイツ代表の川島久男氏が「海外のプロたちが驚いた日本のMICE」と題した講演を実施した。川島氏は観光庁や日本政府観光局(JNTO)発行の国際会議関連の各種ハンドブック作成の助言、執筆、編集を担当しており、2009年にはVISIT JAPAN大使に任命。2014年には第6回観光庁長官表彰を受賞している。同氏の講演から、日本のMICEの改善点を探った。


日本のMICEは情報不足
外国語対応の充実を

 まず、川島氏は「海外のMICEのプロが日本に来て感じること」として、日本は先進国で経済大国であることからMICEに対する期待が大きいが「ネットや出版物で日本のMICEを探ると、日本から(MICEを)やってくれなくてもいいよ、と言われているような印象を受ける」点を指摘。その理由として、外国人に対する情報提供不足を挙げた。

 同氏は基本的な外国人対応として英語を例に現状を説明。例えば、日本PCO協会や日本コンベンション事業協会は、英語サイトはあるがページ数はわずか。また、英語ではメンバーの検索ができないため、どういったPCOが所属しているかを検索できず、不便な状況だという。また、コンベンションビューローについても英語サイトがなく、あっても非常に量が少ないといい、更なる充実が必要と説いた。

 また、各団体での英語サイトで、過去のMICEの開催実績が説明されていないことについても問題視した。例えばシンガポールは実績に加え未来の開催予定についても記述。1日ごとに開催情報を検索でき、主催者情報も記入されている。川島氏は、海外の主催者は「実績の有無を信頼するかしないかの大きな要素に考えている」とし、コンベンションビューローに改善を求めた。さらに、実際にMICEを実施した人の感想の掲載も提案した。

 このほか多言語対応については、ネイティブチェックの重要性を強調した。英語で「更に多くの低価格のコンベンションセンター」とするところ「更に多くの低評価のコンベンション」と書くなど誤った表記を掲載しているケースが散見され「MICEの情報が非常にお粗末な実態が浮かび上がってきている」と話した。

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