• マーケットトレンド
  • ケーススタディ
  • スペシャリスト
  • べニュー
  • セミナーレポート
  • コラム
  • ディスティネーション

MICEケーススタディ:KNT、海外ネットワーク活用-独自イベント開催も

教育現場のMICEの取り込みはかる
ネットワーク構築でイベントへの訪日客強化

  • 2013年8月6日(火)

 KNT-CTホールディングスは2013年1月から、同社を持株会社とする新体制を開始し、MICEと団体旅行を「近畿日本ツーリスト(KNT)」に集約した。2月に発表した中期経営計画では、MICE事業の取組強化による販売拡大が最重点課題としてあがっているが、新体制ではどのようにMICEに取り組んでいくのか。KNT営業統括本部販売部部長の網野正利氏にきいた。

テーマごとにMICEを分類
教育系のMICEの掘り起こしを

 KNTではMICEを企業や自治体、組織団体などから発生する旅行形態の1つと捉え、学会や企業のミーティング、インセンティブ、展示会、スポーツ、教育関係、宗教行事などのイベント、エンターテイメント、インバウンド誘致事業など幅広く扱っている。網野氏によると、KNTの売上のうち40%程度がMICEであり、「MICEは我々の大きなウエイトを占めており、今後推進していかなければならないマーケット」との認識だ。

 2013年1月からは、市場ごとにMICEの取り扱い方法を分けて営業活動を実施。全国規模では各地方で主に学会や教育関連、宗教関連などのMICEを担当。一方、東京ではMICEをテーマごとに細かく分類し、担当支店を設定して需要の囲い込みをはかっている。

 教育関連については、修学旅行や学校行事として実施されるもの以外のイベントを「修学旅行外」市場と名付け、教育系のMICEと位置づけて扱っている。網野氏は「教育市場では修学旅行だけではなく、年間を通じて学校で派生するイベントのお手伝いをするのが我々の方針」であり、「修学旅行以外にも隠れている需要として、インターハイや全国高等学校総合文化祭、吹奏楽の大会などのイベントが数多くある」と説明。こうした修学旅行外のイベントを取り逃さないよう、日々の基本的な営業活動を大切におこない、需要の掘り起こしをはかっているという。

 また、教育旅行外を扱う際は、ノウハウの共有も重要だ。網野氏によると、定期的に実施する修学旅行は地方の各支店でもノウハウが蓄積されており組みやすいが、修学旅行外は毎年開催されるものばかりではない。例えばインターハイなど、毎年別の場所で開催される大型イベントについては、すべての支店で知識を標準化することは難しいため、本社が開催にあたりサポート。情報共有のためのデータベースも設置して活用しているとした。

こんにちは、ゲストさん

ログイン

PHOTO NEWS