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MICEスペシャリスト:日本コンベンション事業協会女性部会長の西川洋子氏

人材育成には経験の蓄積が重要
長く活躍できる環境づくりを

  • 2012年5月15日(火)

 コンベンション業界はホテルや会議施設、PCO(Professional Congress Organizer)、映像、音響、施工会社などからなり、スタッフの半分以上が女性といわれる多くの女性が活躍する業界である。日本コンベンション事業協会(CPA)では2012年2月に女性たちの情報発信や交流の場として女性部会を立ち上げ、部会長にはPCOのコンベックス専務取締役の西川洋子氏が就任した。経営側となった今も、第一線で多くのコンベンションをてがける西川氏に、同業界における人材育成と課題、コンベンション手配におけるポイントなどについて聞いた。


Q.なぜ女性部会を立ち上げたのですか

 コンベンション業界は、多くの女性が活躍している業界です。それにもかかわらず、活躍が表立って見えてきませんし、CPAの会合も参加者のほとんどが男性です。こうした状況を踏まえ、女性が活躍していることを表現し、女性も交流できる場を創りたいと思いました。部会の立ち上げにあたり、昨年12月に女性スタッフ有志による会合を開催して課題を出しあった結果、「研修・教育」「交流・情報交換」「情報発信」をテーマに活動していく方針を決定しました。

 また、会合では女性が仕事を続けていく上での課題として、不規則な勤務時間と家庭との両立があがりました。この業界では勤務時間外での打ち合わせや、夜中や早朝からの現場業務もあります。女性が業界従事者の半数を占めると言いましたが、勤務時間は家庭を持つ女性が働く上で大きな課題です。男女平等の立場で仕事ができる業界ですが、同時に男女平等の条件下で働かなければなりません。


Q.女性が働きやすい業界にするためには何が必要だと思いますか

4月に開催されたキックオフ・ミーティングは「後輩の育成」がテーマ。パネルディスカッションも実施した

 女性は結婚後に退職するケースが多いため、一人にかかる仕事の範疇や責任を、チームでお互い助け合っていくような方法をとっていく必要があります。そういう環境ができれば、退職せずに続けることができるのではと思います。

 女性部会でも、仕事を続けやすい環境作りをめざし、活動していきたいと考えています。部会で出た会員各社のケースを自社に持ち帰り、フィードバックができるようになれば、その一助になるのではないでしょうか。

 また、世間一般に対し、コンベンション業界の認知度をあげていくことも必要です。我々の業界があるからこそ会議運営が成り立っているということを世間に知ってもらえれば、業界全体の地位向上に繋がり、人材も増え、さらに働きやすくなるのではないでしょうか。地味で黒子の仕事だがやりがいがあるということが伝わるよう、女性部会でも情報発信ができたら良いと思っています。

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