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トップインタビュー:ハワイ州観光局局長のエリック高畑氏

2016年、新たな大型キャンペーンで新需要を喚起
新発想と密なコミュニケーションで市場の変化に対応

  • 2015年12月22日(火)

 リピーターが牽引するハワイにおいて、先々の市場構成を見据えファーストタイマーの誘致強化に取り組んできたハワイ州観光局(HTJ)。その一環として、2014年のウルトラハワイ、15年の妖怪ウォッチなどとのコラボレーションといった新発想のプロモーションにも積極的に取り組み、別の角度からの需要創出に取り組んだ。そして16年も、新しい大型キャンペーンでハワイ旅行のムーブメントを起こそうとしている。ユニークな取り組みを推進するHTJ局長のエリック高畑氏に、16年の方針とともに環境変化の著しい海外旅行市場への対応のポイントを聞いた。


-15年はどのような年でしたか。着地予想も教えてください

エリック高畑氏(以下、敬称略) 毎年そうだが、今年も読みにくい年だった。特に夏の繁忙期が想定よりも良くなかった。それでも10月までの累計で、前年比0.9%の125万人となっている。日本人出国者数が同月累計で4.5%減とマイナス傾向にあることを考えれば、ハワイはデスティネーションとして需要が堅いというのが観光局のスタンスだ。

 15年の着地としては年末に向けて挽回し、14年(150万人)とほぼ同じになると見ている。海外旅行の市場環境が不安定ななか、ハワイにシフトするグループもいくつかあると聞いている。


-16年の目標値は。市場全体とハワイはどのように推移すると見ていますか

高畑 15年の実績から2%増を設定し、本局のハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)にも報告した。16年は円安の影響が落ち着くという意見が聞こえてくるほか、団体旅行の見通しも明るい。日本/ハワイ間の航空座席も、ハワイアン航空(HA)の成田/ホノルル線をはじめエアアジアX(D7)の関空/ホノルル線など他の航空会社からも良い話を聞いている。その増加率は2%より高くなるだろう。

 それを踏まえると控えめな目標設定に感じるかもしれないが、全体的には日本へのインバウンドのブームに対して、日本人の出国者数は減少傾向が続くと見ている。読みにくい状況下で慎重な見方をしており、目標を上回るように取り組んでいく考えだ。

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ハワイ州観光局