メインステージでおこなわれたフラショーの様子
ハワイ州観光局(HTJ)は7月16日と17日、渋谷ヒカリエで一般消費者向けイベント「Hawaii Expo 2016」を開催した。「観て、触る、聴く、薫る、味わうの5感を丸ごと使い、ハワイを体感できる」をコンセプトとしたもので、昨年に続き2回目の開催。旅行会社やウェディング会社、現地のサプライヤーなど54社がブースを出展し、2日間の来場者数は昨年から約100人増となる1万3985人に上った。大盛況に終わった「Hawaii Expo 2016」の様子を紹介する。
今年は事前の告知に注力
ソーシャルメディアでの連動キャンペも
HTJ局長の高畑氏と局次長のヴァーレイ氏
HTJ局長のエリック高畑氏と局次長のミツエ・ヴァーレイ氏によると、イベントの最大の目的は「パートナー企業と一緒にハワイの販促プロモーションをおこなうこと」。そのため、イベントを開催するだけではなく「開催前の告知から終了後のアンケート分析までをしっかりおこない、得られた情報をパートナー企業と共有することで、商品造成に役立てたい」という。
ヴァーレイ氏によると、今年のイベントでは事前の告知に注力した。ソーシャルメディアやウェブサイトでの告知活動のほか、HTJが今年1月から展開する、働く女性をターゲットとしたキャペーン「有休ハワイ」と組み合わせた告知もおこなったという。
「HAWAII EXPO 2016 開催連動トリプルキャンペーン」特設サイトのキャプチャ
6月21日から7月31日までは、特設サイトやソーシャルメディアを利用した「HAWAII EXPO 2016 開催連動トリプルキャンペーン」を開催した。このうち1つ目は、イベントの特設サイト上でアンケートに答えた人に、抽選で日本/ハワイ間の航空券や、ホテルの宿泊券などを贈呈するもの。当選者には8月末までにメールで連絡する。
2つ目はTwitter、Instagramまたは特設サイト上で、「ハワイでしたいこと」に関する写真を、ハッシュタグ「#ハワイでしたいこと」とともに投稿した人に、抽選で日本/ハワイ間の往復航空券を提供。「Hawaii Expo 2016」の会場でも専用フォトブースを設け、撮影した写真をその場で投稿した人に先着でオリジナルグッズを提供した。
Hawaii Expo会場の様子
3つ目は、イベントの来場者が対象。TwitterまたはInstagram、特設サイト上で、当日の様子を撮影した写真をハッシュタグ「#ハワイエキスポ2016」をつけて投稿した人のなかから、抽選で10名にHTJのオリジナルグッズを贈呈する。
ヴァーレイ氏は「イベント当日に多くのお客様に来場してもらい、多くの声を聞いて情報を収集することが重要」と説明。昨年も来場者のうち約7000名からアンケート回答を収集できたといい、「パートナー企業と連携し、ハワイとして一体感をもって販促していく」と意欲を示した。
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