国税庁に聞く出国税のあれこれ、しくじり防止には熟知と準備

法文に登場しない旅行会社の役割とは
「不徴収犯」生まないために連携を

来年1月7日以降に日本を出国する旅行者から、1人につき1回1000円を徴収する国際観光旅客税(いわゆる出国税)について、関係各所が対応に向けた準備を進めている。日本旅行業協会(JATA)はこのほど、徴収を代行する旅行会社の徴収漏れなどを回避するための、旅行者への説明文案を発表(関連記事)。観光庁や国税庁も、すでに業界向けのQ&A集や説明のためのリーフレットを制作するなどしている。新税の円滑な導入に向けて、旅行会社が求められる役割とは何か。JATAがこのほど開催した説明会(関連記事)で講師を務めた国税...