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オーストリア、「新型コロナウィルス」に関する最新情報

  • 2021年2月12日
  • 出典:OTOA

オーストリアでは、2021年1月25日より公共交通機関利用時にはFFP2マスクの着用義務となり、2月08日からは日中の外出が解禁され(引き続き20時~6時は夜間外出禁止)、商店、動物園、美術館・博物館などが再開しました(FFP2マスク着用、20平米あたり入場者は1人まで)。美容院も再開され、FFP2マスク着用義務の他、48時間以内の陰性証明書の提示義務があります。

日本からオーストリアへの入国時には事前オンライン登録が必須となりましたが、さらにEU理事会が日本を入域制限対象国としたことを受け、2月10日より日本からオーストリアに入国する際に10日間の隔離(5日後以降に陰性の結果が得られれば解除)に加え、陰性証明書(72時間以内)の提示か入国後24時間以内のPCR検査または抗原検査が一部の例外を除き義務付けられました。

日本が安全国リストから外されてしまい大変残念ですが、今暫く辛抱が必要です。

■ 一目でわかる重要事項

現在、オーストリアでは次の規制が適用されています:

* 飲食店は閉鎖されたままであり、テイクアウトや宅配サービスは可能です。

* ビジネス目的の宿泊を除いて宿泊施設は閉鎖されています。

* 劇場、コンサートホール、映画館やプールなどのレジャー施設は閉鎖されたままです。

* 商店、ミュージアム、図書館、動物園は2月08日から再びオープンしています。

* 見本市などのイベントは開催できません。

* 美容院など、客に近いサービス業は2月08日から再開していますが、

 利用するには48時間以内発行のコロナ検査の陰性証明が必要です。

* 午後8時から午前6時までは外出制限があります。

 例外は、仕事、基本的なニーズがある場合、スポーツ、他人への支援です。

* ケーブルカーとスキー場は開くことができます。

* スキーを楽しむことは可能ですが、規制(宿泊施設とレストランは休業)を考慮して、

 事実上、居住者か国内での日帰り旅行の枠内でのみ可能となります。

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文化的イベントや見本市、レストラン、ホテルは2月末まで閉鎖されます。

2月中旬に3月初めに開業できるかどうか、7日間の感染指数(人口10万人に対する新規感染数)が50未満を根拠に評価します。営業が再開された場合、利用するにはPCRや抗原検査の陰性証明が必要になります。

詳細はわかりしだい、お知らせします。

公共交通機関や店舗、サービス業では14歳以上はFFP2マスクの着用が義務付けられています。6歳以上13歳までは通常のマスクや口鼻を覆うものでも許されます。

現在: 2月08日、オーストリア政府はチロルへの旅行警告を発しました。

チロルへの不必要な旅行はお勧めしません。南アフリカのコロナウイルス変異の症例が出たためです。

(2021年2月09日更新)

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■ オーストリアへの入国

オーストリアの国境は開いていますが、観光旅行はできません。オーストリアでは2021年2月08日以降、規制は緩和されていますが、ホテル、レストランなどの飲食店はなお休業中です。

これらの措置を考慮すると、オーストリアでは観光旅行は事実上不可能です。

現在、ほとんどのヨーロッパ諸国や世界各国から入国する場合、PCR検査の陰性証明と10日間の隔離が義務付けられています。なお、オーストリアの規制に関係なく、オーストリアの個々の地域に対する旅行の警告は、あなたの出身国に存在する可能性があります。出国前にご確認ください。

PCR検査や隔離を必要としない入国可能な国も以下に記載されています。

https://www.sozialministerium.at/Informationen-zum-Coronavirus/Coronavirus---Haeufig-gestellte-Fragen/FAQ--Reisen-und-Tourismus.html

■ オーストリアへの入国要件

◎ 2021年2月10日以降の新しい入国規制

オンライン登録および検疫(隔離)規則が引き続き適用されます。

さらに、72時間以内のPCR検査、または抗原検査の陰性証明が必要です。

健康診断書や陰性結果を提示できない場合は、オーストリアに到着後24時間以内にPCR検査または、抗原検査を実施しなければなりません。

定期的な通勤者(仕事、家族、学校、勉強の目的で)にも、2月10日からより厳しい要件があり、7日以内の検査陰性証明と登録が必要となります。

◎ オーストリアに入国するためのオンライン登録義務

2021年1月15日からオーストリアに入国する場合、事前にオンライン登録する必要があります(「旅行前のクリアランスといいます」)。登録確認書は、入国審査の時に電子的か、登録の確認メールをあらかじめ印刷したものを提示する必要があります。

例外は、特に考慮すべき家族の事情、トランジットの乗客、およびその他予測できない緊急の個々の事情の場合です。 登録データは、入力後28日で削除されます。 → 詳細

 https://www.oesterreich.gv.at/en/themen/coronavirus_in_oesterreich/pre-travel-clearance.html

→ 英語の入国登録フォーム

 https://www.formularservice.gv.at/site/fsrv/user/formular.aspx?pid=15dd7f9c98c24952828eb414c8884f1a&pn=Bfd027cf662624276a5ca9a9b970bcdf9&lang=en

◎ オーストリア入国時のPCR検査の陰性証明&隔離義務

リスクエリアに滞在した人が入国した場合、72時間以内のPCR検査、または抗原検査の陰性を確認する健康証明書と、10日間の自己隔離が必要です。現在はヨーロッパを含めほとんどの国がリスクエリアとみなされています。

隔離に入って5日を過ぎれば、自費でPCR検査を受けることが許されます。

検査のために隔離場所から離れることは可能です。検査結果が陰性の場合(入国日は0日目とみなされます)、早期に隔離を終了することができます。

次の国々からはPCR検査、自己隔離なしで入国できます。

フィンランド、ギリシャ、ノルウェー、アイスランド、バチカン、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、韓国。

ただし、オーストリア入国前の10日間、リスクエリアに滞在していないことが条件です。

→ 詳細(オーストリア社会・保健省)

 https://www.sozialministerium.at/Informationen-zum-Coronavirus/Coronavirus---Haeufig-gestellte-Fragen/FAQ--Reisen-und-Tourismus.html

〔例外〕

立ち寄りのないトランジットの旅行者は、PCR検査や抗原検査は通常必要ありません。

不定期に入国するビジネス目的の出張者は隔離は不要ですが、72時間以内のPCR検査、または抗原検査が陰性を証明する健康診断書が必要です。

英語のフォームはこちらでダウンロードできます。

https://www.ris.bka.gv.at/Dokumente/BgblAuth/BGBLA_2020_II_563/COO_2026_100_2_1816334.pdfsig

※注

ここに記述された内容は注意深く調査したものですが、当ウェブサイトが法的責任を持つものではありません。詳しくはオーストリア保健省のWebサイトの総合的なFAQを参照してください。

(2021年2月4日付)

以上、ご注意ください。

情報提供:オーストリア政府観光局、日本海外ツアーオペレーター協会