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JTBが「グッドキャリア企業アワード」大賞受賞 厚労省が従業員の自律的なキャリア形成支援企業を表彰

2021年2月9日
編集部:入江千恵子

2021年2月9日(火) 配信

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 厚生労働省はこのほど、従業員の自律的なキャリア形成に取り組む企業を表彰する「グッドキャリア企業アワード2020」の受賞企業を決定し、大賞(厚生労働大臣表彰)にはJTBなど4社が選ばれた。取り組み内容などを広く発信することで、キャリア形成支援の重要性を普及させていく。

 JTBは、経営改革の一環としてキャリア改革を掲げ、社員の自己実現を支援する体制構築を推進している点が評価された。年間800本以上の集合研修やウェビナーを実施しているほか、自宅で学習できるe-ランニングコンテンツの作成・配信などを行っている。

 また、上司などとのキャリア面談に加え、同世代同士のキャリアデザイン研修など多様な対話の機会を設けることで、自らのキャリア形成について考える機会を提供している。

 大賞(厚生労働大臣表彰)を受賞したのは、JTBのほか、TIS、万協製薬、SWSスマイル。イノベーション賞(厚生労働省人材開発統括官表彰)は、三井住友銀行、ボストン・サイエンティフィック ジャパン、エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ、はたらクリエイト、恵正会の5社が選定された。

 表彰式は3月1日(月)にシンポジウムと同時開催し、オンラインで行う。審査総評のほか、基調講演や受賞企業などによるパネルディスカッションを実施する。参加費は無料だが、事前の申し込みが必要となる。

 「グッドキャリア企業アワード」は、2012年度に「キャリア支援企業表彰」としてスタート。昨年度までに計78社を表彰している。

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