プライベートジェット運航サービスを展開するWheels Upが上場 SPACと合併で

Wheels Up

プライベートジェットの手配や運航を手掛ける、Wheels Upが、ニューヨーク証券取引所に上場する計画を発表した。

特別目的会社のAspirational Consumer lifestyleと合併する方法での上場を予定している。評価額は21億米ドルで、今年第2四半期にも上場を見込む。ティッカーシンボルは「UP」。

Wheels Upは、2013年に創業し、ニューヨークに本社を置く、会員制のプライベートジェットの手配・運航会社。所有や管理、パートナーが保有する機材数は1,500機で、8人乗りのキングエア350iなどを保有。2020年には15万人以上を輸送した。デルタ航空とも戦略的提携を行い、Delta PrivateJetsを買収している。

会員はアプリを使用して、プライベートジェットを時間あたりの金額で利用できる。民間機の運航が少ない、もしくはない空港との間を結ぶフライトに焦点を当てている。