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オーストラリア ゴールドコースト、「新型コロナウイルス」に関する最新情報‐続報

  • 2020年6月17日

ゴールドコーストにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。

2020年6月15日現在、ゴールドコーストではソーシャルディスタンス(1.5m)の確保を条件に、下記の規制緩和が実施されております。

* クイーンズランド州民は、州内全域において宿泊を含めた全ての旅行を無制限に行うことが可能。

 但し、先住民コミュニティの制限区域や安全対策についても見直しを行うものの、現時点で緩和は行われない。

* レストラン、カフェ及びパブについては、COVID-19安全対策チェックリストに沿って営業している場合においては、最大20名までお客の受け入れが可能。

* 6月05日(金)からは、産業に関するCOVID-19安全対策計画に基づき、さらなるスペースの確保が可能な施設については、個別の区域ごと(屋内エリア・屋外エリア等)に最大20名まで飲食客受け入れが可能。産業に関するCOVID-19安全対策計画に基づいて更なるスペースの確保が可能な施設については、個別の区域ごと(屋内エリア・屋外エリア等)に最大20名様の飲食客受け入れが可能となる。

 但し、全ての区域において4平米に顧客1名まで等の厳格なソーシャルディスタンスと衛生管理の遵守を行う必要がある。また飲み物については、自らカウンターで注文・立ち飲みするのではなく、着席したままで注文する必要がある。

* 同様の制限は、ジム・スポーツクラブ、公園、博物館・美術館、教会・礼拝所及び図書館等の公共施設にも適用。

* 複数の競技場を有するコミュニティ・クラブでのスポーツは、それぞれの競技場毎に最大20名までの観客制限が適用。

ゴールドコースト・サーファーズパラダイス市内中心部は、今週に入り人出が多少増えてきたように見受けられます。一方、ゴールドコースト郊外の住宅地域にあるショッピングモールでは、閉まっていたショップもほぼ再開しており、平常時に近い状態に戻りつつあります。

★ 本情報の注意事項

* オーストラリアでは連邦政府が国境に関する規制、及びオーストラリア国内の大枠の制限を決め、各州政府が更に細かい制限を決定します。

* オーストラリア連邦政府と各州の政府とで同じ事柄に対して異なる制限がある場合、州政府の決めた制限が優先されます。

* 当該情報によって生じた損害・不利益等についていかなる責任も負いかねます。

■ 観光・旅行関連

ゴールドコーストの観光・旅行に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。

◎ 旅行の制限

 クイーンズランド州内であれば、州内全域において宿泊を含めた全ての旅行を無制限に行うことが可能。

 但し、先住民コミュニティの制限区域や安全対策についても見直しを行うものの、現時点で緩和は行われない。

◎ 観光施設

* 動物園、テーマパークは休業。

→ カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリーは、6月26日に再開予定。

 但し、クイーンズランド州の規定により人数制限があるため、事前にオンラインで日時及び枠を指定の上、チケットを購入する必要がある。

 チケットのフリーセール及び入園ゲートでの販売は無し。

 オンラインチケットは、カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリーのウェブサイトより購入が必要。

→ブリスベン地区「ローンパイン・コアラ・サンクチュアリー」は、6月05日(金)に営業を再開。但し、クイーンズランド州の規定に従い、一度の入場は20名まで。

* 全てのツアーは催行休止(再開日未定)

* 7月に開催が予定されていた「ゴールドコースト・マラソン」は、5月20日に中止が決定

◎ ホテル

* パラッツォ・ヴェルサーチホテルは、一時休館(再開未定)

* ブリスベン沖合、タンガルーマ・アイランド・リゾートは、一時閉鎖(再開未定)

* 概ね8割くらいのホテルは営業を行っている

◎ レストラン

* 飲食店の店内飲食の再開が各条件のもと許可

* 店舗の広さに関係なく、入店は最大20名まで

* 店内では、1.5mのソーシャルディスタンスをとること

◎ ヘイト事案

ゴールドコースト市内および近郊における、新型コロナウィルスに関するヘイト事案に関する情報は、以下の通りです。

* クイーンズンド州内ではなし

■ 交通機関

ゴールドコーストの交通に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。

◎ 空港

* ゴールドコースト空港は、空港閉鎖中

 (再開日未定。乗客を乗せた商業便運航が始まり次第、再開)

* ブリスベン空港は、ほぼ発着がないので閑散としています。

◎ 市内交通

* トラム(Glink)、バスは運行されておりますが、車内は空いています。

* 本数を減らして運行中。

■ 生活関連

ゴールドコースト市内の生活関連に対する新型コロナウイルスの影響、市内の様子は以下の通りです。

◎ 市中の様子

* ゴールドコースト・サーファーズパラダイス市内の中心部は、平常時に比べると少ないが、多少人出が増えてきた状況。

* 一時期、マスク着用者が増えた時期もありましたが、現在では1割にも満たず、

 マスクを着用している人は稀です。

◎ 商店

* ゴールドコースト・サーファーズパラダイス市内中心部では、6~7割ほどの商店が再開いたしました。

* 一部の店舗で現金払い不可、カードのみとなっています。

* 一時期見られたトイレットペーパー、パスタ等の在庫がない状態はほぼ解消されています。

* 4平米ルールの入店制限(店内面積4平米につき客1名まで)

* サーファーズパラダイス・ビーチ・ナイトマーケットは、6月12日より再開いたしました。

 開催日は金曜・土曜の16:00~21:00となっています。

◎ 通信

 平常通り

◎ 物流

 郵便・宅配の遅延が発生している。

■ その他

ゴールドコーストにおける新型コロナウィルスの規制、罰則、その他の情報は以下の通りです。

◎ デモ情報

 なし

◎ その他

* クイーンズランド州にて自主隔離を行っていない場合、最高でAU$13,345の罰金

* 自宅に最大20名までの友人・知人を招くことを許可

* 20名までの集まりを許可(パーソナルトレーニング、屋外・屋内プール、公共の場・ラグーンなど、公園、プレイグラウンド、スケートパーク、屋外ジム、図書館、結婚式、国立公園内でのハイキングなどのアクティビティ)

* 飲食店の最大入店人数20名まで許可

* ネイルサロン、ビューティーサロンの再開を許可(規定の制限を守ることを前提)

◎ ゴールドコースト市内の様子(6/15現在)

* サーファーズパラダイス中心部のカビル・アベニューの歩行者天国も先週に比べると人出が増えて来たように思われます。

* サーファーズパラダイス市内中心部にある「セントロショッピングセンター」は5~6割の店がオープンしているものの未だ閉まっている店も多いため、センター内の人出は少ない状況です。

* サーファーズパラダイスビーチ沿いもサイクリング、ジョギング、ウォーキングなどを行う人が多くなりました。お昼時にはビーチ沿いでランチを食べている人も散見されます。

 一方、当地は海水が冷たい時期ということもあり、泳いでいる人はほとんど見かけません。

* オーストラリアは6月が決算月になります。

 例年であれば、決算前のこの時期は各店セールの時期にあたり多くの人で賑わうところ、今年は寂しい決算セールシーズンとなっています。


★ 注

現在、外務省より不要不急の渡航を自粛するよう注意喚起が発出されております。

また、世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国境閉鎖や入国制限措置、外出禁止令等の行動制限措置のほか、航空便の突然の減便又は運航停止などの事例も発生しております。

渡航をご予定の際は、日本国外務省や相手国の政府機関、またご利用予定の航空会社等に最新情報をご確認ください。

日本海外ツアーオペレーター協会 事務局

情報提供:株式会社トランスオービット日本海外ツアーオペレーター協会