アエロメヒコ、JALとのコードシェア開始は来年1Q-年末イベント

  • 2018年12月17日

ガルシア・ポサダ氏  アエロメヒコ航空(AM)は12月14日、都内で旅行業界関係者を対象とした毎年恒例の年末イベント「テキーラナイト」を開催した。冒頭で挨拶したAMアジア統括本部長のカロリナ・ガルシア・ポサダ氏は、昨年に発表した日本航空(JL)との提携について言及し、来年の第1四半期にはコードシェアを開始する予定であることを説明。「日本からメキシコなどラテンアメリカへのネットワークをさらに充実させたい」と意欲を示した。

 コードシェアの対象路線はAMが運航する成田/メキシコシティ線、ロサンゼルス/グアダラハラ、モンテレイ線、メキシコシティからの国内線と、JLが運航する国内線およびアジア路線。なお、日本航空はワンワールド、AMはスカイチームに所属しており、アライアンスの枠を越えた提携となる。なお、JLは昨夏から航空アライアンスに所属していないベトジェット航空(VJ)、インドのFSCのヴィスタラ(UK)、ハワイアン航空(HA)、スカイチームに属するAM、アエロフロート・ロシア航空(SU)、中国東方航空(MU)、ガルーダ・インドネシア航空(GA)と、次々にアライアンスの枠を超えた提携を発表している。

加藤氏  この日はAM日本支社長の加藤欣弥氏も挨拶。かねてから強調している旅行会社との関係強化について述べ、「AMは(旅行会社の)皆様とともにある。必ず収益は確保する」と力説した。そのほか、メキシコ観光局駐日代表のギジェルモ・エギアルテ氏、JL路線統括本部国際提携部グループ長の大村剛也氏も登壇した。