大韓航空、今年も仁川/青森、新潟線など増便、釜山/新千歳も

  • 2018年12月5日

 大韓航空(KE)は12月22日から、日本の地方への路線を順次増便し、冬ダイヤの期間中運航する。スキーなどを目的とする訪日旅行需要の増加を見込んだもの。先ごろ本誌のインタビューに応じたKE常務兼日本地域本部長の金正洙(キム・ジョンス)氏は、当面は新たな日韓路線を開設しない一方で、時期により需要増が見込める路線については積極的に座席供給を増やす考えを示している(関連記事)

 具体的には、週3便で運航中の仁川/青森、新潟、鹿児島線を週5便に増便。青森線は12月22日から、新潟線は2月1日から、鹿児島線は1月1日から実施する。そのほか、1月1日から2月26日まで、現在は週5便で運航中の釜山/新千歳線を週7便に増便。また、夏ダイヤでは運休していた仁川/大分線を1月2日に週3便で再開する。

機材はB737-900ER型機、B737-800型機、A220-300型機などを使用。これらの増便により、冬ダイヤ期間中のKEの日韓路線の便数は最大で週243便に上るという。