戦闘開始5か月 成田空港とイスラエルを結ぶ定期便 運航再開

イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まってから5か月になるなか、成田空港とイスラエル最大の商業都市テルアビブを結ぶ定期便の運航が7日から再開しました。

成田空港とイスラエルのテルアビブを結ぶ「エルアル イスラエル航空」の定期便は、もともと乗客が少なくなる去年12月からことし2月まで運休を予定していましたが、戦闘が続く影響で旅客数が減少したため日程を前倒しして11月から運休していました。

7日から4か月ぶりに運航が再開され、午後には成田空港にテルアビブからの便が到着し、家族連れなどの姿が見られました。

20代のイスラエル人男性は「まだ国内ではミサイルのアラートが鳴るとシェルターに隠れるような状況です。私は自宅にシェルターがあるので、家族6人で入っています」と話していました。

また、イスラエルの企業に勤めている20代の日本人女性は「ミサイルの破片が飛んでくる可能性があるので、ガザに近い地域ではアラートが鳴っています。大変な状況ですが、久しぶりに日本に帰って来られてよかったです」と話していました。

航空会社によりますと、3月と4月は乗客が多く見込まれるため週3便の運航を続ける予定で、7日の便の予約はほぼ満席だったということです。