南東北走る観光列車「SATONO」がお目見え 4月から順次

斎藤徹
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 JR東日本は、4月から南東北3県で新しい観光列車「SATONO(さとの)」を走らせる。福島・磐越西線で運行する「あいづSATONO」が2月28日に郡山駅で報道公開された。車窓に広がる景色を眺めながら、郡山や会津の特産品を使った弁当やスイーツ、日本酒を味わえる。

 「東北の郷(さと)の景色や人、食を感じてほしい」との思いが込められた「SATONO」は、ディーゼルハイブリッド車を改造した2両編成。緑の外観の1号車はボックスシートや展望シートを、青の外観の2号車はリクライニングシートを備えている。「あいづSATONO」は4月6日から6月9日までの主に土日などに、郡山―喜多方駅間で運行する。

 6月15日からは、同列車が山形・左沢線で「さくらんぼSATONO」として走る。その後は宮城でも運行する予定という。(斎藤徹)

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