磐田グランドホテル、今秋リニューアル インバウンド・滞在型向けに

大平要
[PR]

 【静岡】開業から半世紀を機に全館で建て替え中の磐田グランドホテル(磐田市)が、「GREENITY IWATA(グリニティ イワタ)」として、今年の秋に生まれ変わる。これまではビジネス客が中心だったが、インバウンド旅行や滞在型の利用者を狙い、広めの客室に模様替えした。敷地には四季折々の草花を楽しめる庭(ガーデン)を設け、地域の住民も楽しめるようにする。

 5階建て、全55室。客室はすべて36平方メートル以上で、ツインやダブルの計45室のほか、露天風呂付きのスイートルームなども備える。地下約1500メートルからくみ上げる天然温泉を活用した温浴施設も建て替え前より拡張した。

 地域住民の交流を促す場としても位置づけようと、レストランやラウンジ、テラスは宿泊者以外にも開放する。大ホールは従来より2割多い250人を収容でき、地域の催しや企業の研修など、幅広く活用できるようにする。

 磐田グランドホテルは1973年の開業で、現在は浜松ホトニクスの子会社となっている。10階建てで主にビジネス客向けに100室を備えていたが、建て替え工事のため、2022年1月末から営業を中断している。(大平要)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【本日23:59まで!】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら