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沖縄県 9月の観光客は前年比71.9%減、訪日は6カ月連続ゼロ

 沖縄県は9月の来県観光客数が前年比71・9%減の22万7600人だったと発表した。前月の80・1%減からは改善したものの、昨年9月は80万9300人が来県していて、人数では58万人あまりの減少となった。

那覇空港の到着口ではサーモグラフィーカメラ前を通過する

 日本を含む多くの国が出入国制限を続けていることで、海外からの観光客は6カ月連続でゼロとなり、来県客はすべて国内客だった。

 来県観光客は前年比で2月23・5%減、3月55・2%減、4月90・9%減、5月94・7%減、6月83・4%減、7月71・2%減、8月80・1%減、9月71・9%減と推移している。

 県観光政策課では「9月は、持ち直しの動きがみられたものの、『沖縄県緊急事態宣言』の期間が9月5日まで及んだことや航空路線で運休・減便が再び拡大されたことなどから、前年同月を大きく下回った」としている。

 また、10月については「Go Toトラベル事業の対象に東京都が追加されたことや航空路線の新規開設があることから、一定の回復が期待されるものの、航空路線の運休・減便が継続予定であることなどから、厳しい状況が続く」と見ている。


情報提供:トラベルニュース社