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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (11/01の状況)

  • 2020年11月2日

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況

2020年10月31日にPCR検査を受けた入国者468名のうち陽性者は7名、国立大学病院等での国内検査での陽性者は24名でした。自宅等で隔離療養中の感染者は927名、現在国立大学病院に入院している人は67名、うち4名が集中治療室に入っています。感染の疑いのある国内の検疫者数は1,867名、入国のための検疫者数は1,497名で自宅等で経過観察中です。これまでの感染者累計は4,890名、死亡者数累計は15名です。

アイスランドは欧州各国より先行し、現在第3波の中で収束を目指しておりますが、首相と厚生大臣が会見し、感染の収束に向け10月31日から国内全土で規制が強化されます。同時に、政府の救援施策の幅が広がると財務大臣が発表しております。 

なお、学年により、学校内でのマスク着用が義務化されます。

現在も、グリーンランド、フェロー諸島、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランドの6ヵ国に加え、日本、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、タイ、韓国などの12ヵ国が入国可能となっております。

なお、入国に際しては

 1) ウェブでの個人データの事前登録

 2) 空港到着時のPCR検査と4~5日間の自宅や宿泊施設での自己検疫

 3) 追跡アプリのダウンロードと活用

 4) 入国後、4~5日後に再度のPCR検査の受診

が要件となります。手順等については、以下のURLにてご確認ください。

 →https://www.covid.is/english

アイスランド航空からの安全情報等については、以下のURLにてご確認ください。

 →https://www.icelandair.com/support/covid-19/safe-travels-shared-responsibility/

■ フェロー諸島の状況

現在の感染者は14名で、国立病院の入院者は0名です。検疫中の人数は32名、これまでの感染者数累計は495名、死亡者数累計は0名です。これまでPCR検査を受けた累計数は153,235名で、現在の人口数の約2.8倍の検査実施数となっております。

新規感染者の1名は、海外からの旅行者で現在自己隔離中です。

現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」に加え、7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者が入国できるようになっております。旅行者は入国時にPCR検査を受け、その検査結果判明までの半日から1日は自己検疫を行います。なお、陰性が確認されれば旅行は可能ですが、入国後6日目に再度無料のPCR検査を受けること、が要件となっております。

コペンハーゲンでの同日乗り継ぎや、入国してコペンハーゲンに宿泊した翌日に出国することが可能ですが、日本発着のスカンジナビア航空のダイヤを事前にご確認ください。

アトランティック航空は現在、ヴァーガル空港~コペンハーゲン空港間を週14便で運航しております。

なお昨日11月01日は全便が運航しております。

■ グリーンランド

現在の感染者数は1名、入院者数、死亡者数累計は何れも0名です。

累計の感者数は17名で、これまでPCR検査を受けた累計数は10,937名です。

現在運航中のカタール航空にて、コペンハーゲンに前後泊し、移動が可能です。

首都・ヌークのホテル「HHE Express」が一時的なクローズを発表しております。

現在も日本からの入国と観光が条件付きで可能です。(その要件は下記の通り)

全ての国籍の旅行者が入国前5日以内に検査し取得した英語版PCR陰性証明書と自治政府の定める“Sumut”用紙への記入が、コペンハーゲン空港での搭乗手続き時に必要となります。また、入国後14日間の自己検疫・隔離か、または入国後5日目のPCR再検査を選択する必要があります。

なお、5日目の再検査を受ける場合、公共交通機関の利用、イベントや集会への参加、混雑時の買い物を避ければ観光が可能です。

また、日本からコペンハーゲンに1泊して入国・観光が可能となっております。

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デンマークの現在の感染者数は12,340名、入院者数は156名で、うち19名が集中治療室に入っております。死亡者数は723名で、PCR検査を受けた累計数は5,326,244名です。

現在入国できるのは、グリーンランド、フェロー諸島、アイスランド、ノルウェー、ドイツ本に加え、EU/シェンゲン協定国の「開放国」ですが、10月31日からは承認に値する入国目的が必要とされる国が指定されます。

また、日本を含む下記9つの「開放国」から到着した旅行者は、空港でのPCR検査や陰性証明書の提示は不要で、入国後の検疫制限もなく旅行が可能です。

→対象国:

 日本、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、タイ、韓国、ジョージア、チュニジア、ウルグアイ

スカンジナビア航空の今後の運航や乗り継ぎの最新情報は、スカンジナビア航空にご確認ください。また、デンマークでの最新の入国検疫要件については、在デンマーク日本大使館、およびデンマーク警視庁のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ

  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2

 → デンマーク警視庁のコロナポータルサイト

  https://coronasmitte.dk/en/political-agreements-and-initiatives

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会