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7月の宿泊旅行統計、宿泊者数は58・3%減、コロナ再拡大で回復小幅に

 観光庁がまとめた7月の宿泊旅行統計調査結果(第2次速報)によると、延べ宿泊者数は前年同月比58・3%減の2158万人泊だった。夏季需要が新型コロナウイルス再拡大で相殺され回復幅は小幅にとどまったものの、緩やかな回復が続いている。

 日本人宿泊者数は前年同月比47・9%減の2135万人泊と、前月よりやや回復傾向。外国人宿泊者数は同97・9%減の23万人泊と、ほぼ前月並み。

 客室稼働率は同33・7ポイント減の29・6%。旅館が同16・0ポイント減の22・5%、リゾートホテルは同35・2ポイント減の24・4%、ビジネスホテルは同37・8ポイント減の38・3%、シティホテルは同55・6ポイント減の25・0%、簡易宿所は22・6ポイント減の14・4%。客室稼働率が80%を超えた都道府県はなかった。全体の全国最高値は福島県の43・0%。

 8月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同58・4%減の2628万人泊。日本人宿泊者数が同51・5%減の2605万人泊、外国人宿泊者数が同97・6%減の23万人泊だった。


情報提供:トラベルニュース社