エフネスは、新型コロナウイルスによる海外への渡航制限が続く中、旅行業界及びその顧客である商社・メーカーなど一般企業・団体の一助となるべく、海外出張業務を代行するサービスを開始した。

　エフネスが長年取引している約2000社超の業務渡航系旅行会社からそれぞれの企業顧客（クライアント）へ当サービスの紹介・営業を行って貰い、クライアントニーズの把握と最適なオペレーターの選択はエフネス、現地での実務は日系もしくは日本人常駐のランドオペレーターが担う観光産業プレーヤーによるリレー方式による遂行スキーム。

　従ってエフネスが直接企業に営業アプローチをすることはなく、同社の基本戦略であるB2B2Cに則して展開していく考えだ。

　受託業務はサンプル入手、取引先現況調査、市場調査、見本市でのブース運営等多岐にわたるが、実際の業務はランドオペレーターが行うもので、技術的作業や専門性が高い業務はサービス対象外とする。

　また将来的には海外拠点そのものの代行や出張者への現地における随行サービス等への展開を計画している。

　現在約90ヵ国へのネットワークを構築しているが、今後も世界各地のランドオペレーターへの参加を呼び掛け、サービス提供可能国は順次拡大予定。