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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (4/21の状況)

  • 2020年4月22日

全世界的に感染が拡大している「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況

アイスランド国内の感染者は現地時間昨日2020年4月21日時点で351名、25名が国立大学病院に入院中で、残りの326名が自宅隔離で療養中です。

また、感染の疑いのある検疫中の人は1,026名で自宅等で経過観察中です。

回復した人は1,417名で、全人口の13%が検査済みです。死亡者数は計10名です。

4月10日より現在の感染者数が前日数を下回り、また日々の新たな感染者数よりも回復者数が上回り続けております。

カトリン首相、財務大臣、運輸・地方自治大臣が会見を開き、経済救済政策の第2弾が発表されました。

また、国会議事堂前に建設予定のIcelandair Hotels、 Curio by Hiltonの建設工事は続行される予定です。

なお、入国制限に変更は無く、外出禁止令も出ておりません。

■ フェロー諸島の状況

現在の感染者は2名減り系7名で自宅隔離で療養中、入院者は0名です。25名が検査後、自宅隔離の経過観察中で、死亡者数は累計で0名のままです。

検査を受けた累計数は6,171名で、全人口の12%以上が検査済みです。

アトランティック航空は、4月21日のヴォーアル空港~コペンハーゲン空港間を含めた計6便の運航をキャンセルしております。

なお、現在も入国後14日間検疫下の経過観察が継続されております。

■ グリーンランド

昨日同様 現在の感染者は0名で、これまでの死亡者も0名です。

17日連続新たな感染者が出ておりません。

グリーンランド自治政府が、首都ヌーク市とヌーク市周辺の2つの集落間の移動制限の解除を発表しました。また、収束の状況を踏まえ、国内での様々な現在の制限の解除につき、記者会見が開かれる予定です。

AirGreenlandのCEOが、今回の新型コロナウィルスにより業績が深刻な打撃を受けたが、できる限り自治政府の支援を受けずに、今回の危機を乗り切って行きたい とコメントを出しております。

Air Greenlandの国際線・国内線の運休が5月01日までとなり、この間、グリーンランドへの入国は不可となります。

なお、デンマークは5月10日まで国境封鎖と外国人の入国制限を継続の予定ですが、羽田からコペンハーゲンまで運航するスカンジナビア航空便の運航の詳細や乗り継ぎの可否については、スカンジナビア航空、または駐日デンマーク大使館にて最新情報をご確認ください。

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会