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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (4/20の状況)

  • 2020年4月21日

全世界的に感染が拡大している「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況

アイスランド国内の感染者は現地時間昨日2020年4月20日時点で402名、25名が国立大学病院に入院中で、残りの377名が自宅隔離で療養中です。

また、感染の疑いのある検疫中の人は1,109名で自宅等で経過観察中です。

回復した人は1,362名で、全人口の12%が検査済みです。死亡者数は1名増え計10名です。

4月10日より現在の感染者数が前日数を下回り、また日々の新たな感染者数よりも回復者数が上回り続けております。これまで人口の6%が検疫済みです。

疫学の責任者より保険大臣にレポートが出され、5月15日まではアイスランドに入国する全ての人は、検疫のため2週間の経過観察に入る旨が周知される予定です。

なお、入国制限に変更は無く、外出禁止令も出ておりません。

■ フェロー諸島の状況

現在の感染者は9名で自宅隔離で療養中、入院者は0名です。25名が検査後、自宅隔離の経過観察中で、死亡者数は累計で0名のままです。

検査を受けた累計数は6,021名で、全人口の12%以上が検査済みです。

首都・トシュハウンの市長が、この夏入港予定の52隻のクルーズ船は入港禁止とすべき、と発言しております。

アトランティック航空は、4月20日のヴォーアル空港~コペンハーゲン空港間を含めた計12便の運航をキャンセルしております。

なお、現在も入国後14日間検疫下の経過観察が継続されております。

■ グリーンランド

昨日同様 現在の感染者は0名で、これまでの死亡者も0名です。

本日新たに32名の検査結果が出ましたが、全員陰性でした。16日連続新たな感染者が出ておりません。

Air Greenlandは、今回のコロナ危機を乗り切るために、会社は社員の給与と年金を据え置くことで合意した旨のコメントを発表しております。

Air Greenlandの国際線・国内線の運休が5月01日までとなり、この間、グリーンランドへの入国は不可となります。

なお、デンマークは5月10日まで国境封鎖と外国人の入国制限を継続の予定ですが、羽田からコペンハーゲンまで運航するスカンジナビア航空便の運航の詳細や乗り継ぎの可否については、スカンジナビア航空、または駐日デンマーク大使館にて最新情報をご確認ください。

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会