全世界的に感染が拡大している「新型コロナウイルス」について、現地での様子を以下にご案内いたします。

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最近は、日本と同様、連日断続的に「新型コロナウィルス」についての情報がテレビ番組やラジオ等で流れており、モロッコ人もかなり警戒を強めているようです。

また、気になる情報として、一部ではすでに日本人を含むアジア人に対する差別も始まっているようです。具体的には、

・往来を歩いていると、嫌悪感のある表情や態度で見てくる

・タクシーの乗車拒否

・近づいてこない

・会話などの際に嫌悪感を表してくる

といったようなことが、全てのお客様に対してではありませんが、一部では実際に発生しているようです。

とはいえ、現在、グループ・個人ツアーともに、催行に差し支えるような問題は、特に発生しておりません。

モロッコへのご旅行をご予定の方は、ご注意ください。

以下に、在モロッコ日本国大使館発出の情報をあわせてご案内いたします。

■ 大使館情報抜粋

1. モロッコの空港において、全ての入国者は、検疫質問票の記入を求められます。

◎ 検疫質問票の主な内容

* 中国への渡航歴

* 直近14日以内の

　・発熱（38℃以上）の有無

　・新型コロナウイルス感染者または感染者と疑われる者との接触の有無

　・新型コロナウイルス感染の確認事例のある病院、または研究所での勤務

　　または滞在の有無

※同質問票にはモロッコの連絡先を記入

2. 2月27日の保健省の発表によれば、港、空港及び陸上入国地点において、主に中国、韓国、イタリアといった感染拡大国からの入国者に対し、検疫を強化するとしています。こうした水際対策も急に変更されることも考えられます。

　また、各地で日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動を制限する動きもありますので、外国に渡航される際は、最新情報をご確認ください。

情報提供：株式会社サラムモロッコ、日本海外ツアーオペレーター協会