クラツー、松竹の「日本橋シアトリカルツアー」を商品化、「没入型」街歩き

  • 2020年1月26日

 クラブツーリズムはこのほど、添乗員付きの国内ツアー「演劇×そとあるき『日本橋シアトリカルツアー 破天荒で滑稽な弥次さん喜多さん現代に現る!』」の販売を開始した。これは、松竹が企画・制作する街歩きツアー「シアトリカルツアー」の第1弾である「日本橋シアトリカルツアー」について、クラブツーリズムが添乗員と食事付きのパッケージツアーとして仕立てたもの。

 シアトリカルツアーは、発表文によると「街や建物を舞台に、物語から現れた登場人物と一緒にめぐり、まるで1本の映画・演劇の中に入り込んでしまったかのような体験を味わえる新感覚の“没入型”街歩きツアー」で、第1弾の今回は日本橋を舞台に、東海道中膝栗毛を題材に採用した。俳優扮する弥次郎兵衛と喜多八も登場するという。

 旅行代金は1万2000円で、設定は3月13日から5月8日までの毎金曜日。東京メトロの三越前駅で集合してツアーを体験し、天ぷらの昼食をとって解散となる。

 なお、クラブツーリズムではこれまでも自社で刑事役の劇団員が同行して謎解きをするツアーなどの商品を実施してきており、シアトリカルツアーを扱う素地ができているという。