itt TOKYO2024

ペンギン赤ちゃんが2羽誕生、アドベンチャーワールド

 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)では、10月31日、11月2日にキタイワトビペンギンの赤ちゃんが誕生し、 ペンギン王国1階で公開している。新たな仲間との出会いを作る。

キタイワトビペンギンの赤ちゃん

 同園は、 事故で卵や赤ちゃんが押しつぶされることを防ぐため、 温湿度の管理ができる孵卵器で卵を温め、 誕生させている。 赤ちゃんは体に力が付き始める(体重約100g )までスタッフの手で育て、 その後親鳥のもとへ返し親子で過ごさせる予定だ。

キタイワトビペンギンの赤ちゃんについて

 1羽目、孵 化  日:2019年10月31日、孵化体重:77.4g、孵化日数:36日間、性別:不明

 2羽目、孵 化  日:2019年11月2日、孵化体重:53.0g、孵化日数:37日間、性別:不明

 ※公開場所・時間:ペンギン王国1階 育雛室で、開園から終日見れる。

親鳥主体の子育て方法にチャレンジ ~未来の繁殖を見据えて~

 2008年からアドベンチャーワールドでは、 キタイワトビペンギンの卵を親から預かり、 孵卵器にて孵化させ、 その後雛の体重がある程度成長するまで人の手で育て、 体力をつけてから親鳥へ返す「初期人工育雛」を行っている。 初期人工育雛中、 親鳥には擬卵(石灰で作った偽物の卵)を抱かせ、 まだ赤ちゃん が生まれていないと思わせる。 赤ちゃんが約100g まで成長したら、 擬卵と引き換えに赤ちゃんを抱かせている。

子育てについて


情報提供:トラベルニュース社