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阪急3社、4月取扱額は18.7%増、海外、国内が好調

  • 2019年6月18日

 阪急交通社グループ3社(阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル)の2019年4月の旅行取扱状況で、グループ3社の総取扱額は前年比18.7%増の350億6796万円となった。内訳は海外旅行が22.1%増の190億7177万円、国内旅行が15.8%増の151億8219万円、訪日旅行などの外国人旅行が2.0%減の8億1401万円。

 阪急交通社は、海外旅行が28.1%増の155億2359万円、国内旅行が16.2%増の150億5751万円、訪日旅行などの外国人旅行が2.6%減の8億13万円で合計は21.2%増の313億8123万円。方面別では、欧州、台湾、エジプト、トルコが好調で、特に欧州は17.0%増となったという。国内もほぼ全方面でプラス成長したが、桜関連ツアーが好調だった東北は23.0%増となった。

 阪急阪神ビジネストラベルは、海外旅行が0.5%減の35億3521万円、国内旅行が13.7%減の2億1816万円、外国人旅行が47.8%増の1387万円で、合計は1.2%減の37億6725万円。海外は米国、欧州、中国、香港、韓国が前年を上回った一方、その他のアジアが苦戦した。国内旅行は出張が低調だったことに加えて昨年の大型団体の反動もあったという。

 阪神トラベルインターナショナルは、海外旅行が1.2%減の3億482万円、国内旅行が1.8%減の653万円で、合計は1.2%減の3億1134万円となった。外国人旅行は扱っていない。