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「ミスターボンド」登場 社交サロン「ザ・クラブジャパン関西」主宰・原田忠義さん(1) 人と人をつなぐことが天命

 「出会い、触れあい、学びあい」をモットーに毎月第1水曜日、大阪・中之島で社交サロン「ザ・クラブジャパン関西」が開かれている。各界で活躍する人物を講師に、参加者同士の交流にも重きを置く交流会で、2002年から続いている。毎回100人以上が参加する会を先頭で切り盛りするのが、主宰するCSホスピタリティ・アカデミーの原田忠義会長だ。

 原田さんは昭和18年生まれ。建設資材の会社で、第一線で活躍する名物営業マンだった。「営業は、売り物に大きな違いがあるわけではありません。では何が違うかというと、お客様の悩みや課題に気づき、心を交わす良き出会いにするという心持ちです。出会った人は皆大事にする。お酒は一滴も飲めないけれどお客様に付き合って北新地に行く。お店のスタッフも大事にする。一期一会、人間が好きというのが大事なんだろうね」。

 相手を大切にする原田さんは慕われ、「原田に任せたら安心」と建設業界で一目を置かれ、絶大な信頼を得るようになっていった。

 「今は、ぼくが培った人脈を皆さんに引き継いでいくのが役目。ミスターボンドです」。自らが接着剤となって、人と人を結びつけることだ。

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情報提供:トラベルニュース社