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「もう一度、光を当てて」 福井県、観光商談会開く

 福井観光商談会が5月21日、大阪市福島区のホテル阪神で開かれ、福井県から参加した約70人が旅行会社やメディア約20社の担当者に観光情報をプレゼンした。

 主催者を代表して福井県観光連盟の前田健二副会長(あわら温泉・美松)は、5月に相次いで発表された日本遺産「400年の歴史の扉を開ける旅〜石から読み解く中世・近世のまちづくり 越前・福井〜」の認定と、大本山永平寺19棟の重要文化財指定を報告。「光り輝く観光地として、もう一度行ってみようと光を当てていただきたい。客のニーズにマッチさせ、ミスマッチを引き起こさない商談会にしてほしい」と要請した。

 次に、県担当者が最新観光情報を紹介。日本遺産の構成資産のひとつに認定された一乗谷朝倉氏遺跡については、人気番組「ブラタモリ」で取り上げられて注目を集め、来年の大河ドラマで主役の明智光秀が朝倉氏に仕えていたことから、さらに人気を呼びそうだという。大河ドラマ関連では、光秀の娘、細川ガラシャが若狭にゆかりがあることなど、県内各所に見どころがあることを紹介した。

 個別商談会では、団体向けの企画などを旅行会社にアピールした。


情報提供:トラベルニュース社