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コンカーってそもそも何?今さら聞けない経費精算&OBTの世界

  • 2019年7月16日

 業務渡航、TMC界隈で「コンカー」の名前が聞かれるようになって久しいが、本社のある米国市場ではいわゆる「フォーチュン500」の企業の75%以上が導入するなど大きな潮流となっているのに対し、日本の旅行業界では未だ評価が安定しない。そもそもコンカーとはどのような会社なのか。そして旅行業界にはどのように関わるのか。「コンカーの名前はよく聞くが実際のところはよく分からない」、そんな心の声に応えるべくコンカー事業開発本部本部長の阪尾素行氏、トラベル事業推進室室長の冨田千恵氏、マーケティング本部コーポレートマーケティング部マネージャーの安東知佳氏に初歩から話を聞いた。

「Expense」「Invoice」「Travel」が3本柱、経費の処理総額は13兆円

 もともとは「Concur Technologies, Inc.」として1993年に米国ワシントン州に創業し、当時はフロッピーディスクでインストールする経費精算システムを販売していたが、2000年頃からクラウド化に舵を切った。2014年にドイツの大手ソフトウェア企業SAPの傘下に入り、現在では、社名は「Concur Technologies, Inc.」を維持しつつ「SAP Concur」のブランドを使用している。

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