石川県への誘客に注力 関案連、木寅会長が再任の抱負

 石川県の観光関連施設で組織する関西石川県観光旅館・観光施設案内所連絡協議会(関案連、木寅恭嗣会長=日本の宿のと楽グループ)はこのほど、第51回総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では木寅会長を再任した。今年度事業として観光キャラバンや意見交換会、観光展などに積極的に取り組むことも決めた。

 木寅会長はあいさつで「昨年度、当会は創設50周年という記念すべき節目を迎え、あらためて歴史の長さや当会の偉大さを痛感した。51周年の今年は、原点に戻る気持ちで会員の皆さまと一緒に意見を交わしながら事業を進めていきたい」「北陸新幹線も金沢開業から4年目を迎えた。新幹線に限らず石川県には3月から、大阪から金沢経由の和倉温泉直行バスの運行が始まるなど、各方面からの交通アクセスが整ってきた。今後も我々は石川県への誘客活動に注力したい」と語った。

 また同会では例年、地下鉄の駅の一角を使ってパンフレットを配布する観光展を行ってきたが、昨年度から石川県大阪事務所で観光展を開催している。「パンフレットの配布だけではなく、物産品の紹介や販売、試食ブースを設けたところ、大阪事務所の存在感をアピールすることにもつながった」と報告した…


情報提供:トラベルニュース社