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周元首相の詩碑に献花 日中国際文化交流協会、5月20日に京都嵐山で記念行事

 日中国交正常化に尽力した故・周恩来元首相の詩碑が建立されている京都・嵐山の亀山公園で5月20日、創詩100周年および記念詩碑建立40周年を記念した献花式が行われる。

 献花式は、日中国際文化交流協会(松田和典会長)が企画、実施する。20日13時から献花式を行い、その後、からすま京都ホテルに場所を移して16時から記念講演会、17時30分から祝賀会も開催する。

 講演は「周恩来氏と日本」と題し、大阪府日中友好協会の副会長で元関西外国語大学教授の戸毛敏美さんが話す。祝賀会は会費1万円。

 周恩来元首相は1919年、日本留学時に嵐山を訪れ「雨中嵐山」を詠んだ。今年が創詩100年にあたる。周元首相は没後、本人の遺志により墓を建てず「雨中嵐山」の詩碑は数少ない追悼の場所として訪日した中国人も訪れている。日中国際文化交流協会では一帯に故人が愛した桜を植樹し、銅像の建立を計画。現在賛同寄付者も募っている。

 祝賀会のみ要予約で申し込みは周恩来元首相記念事業委員会事務局 電話075―812―3900。


情報提供:トラベルニュース社