九谷焼絵付けや晶子染体験-外交官らに高評価 加賀市が招待ツアー/石川

 石川県加賀市では、昨年9月と11月に加賀市および加賀3温泉の国際的な知名度を上げるため国際交流促進事業を展開、意欲的にインバウンド誘致に取り組んでいる。多くの外国人観光客の訪日が想定される東京オリンピック・パラリンピックを1つの大きな機会と捉えた事業だ。

 9月29―30 日には1泊2日で、東京在住の駐日大使や大使館員とその家族20人を招待する「外交官ツアー」を実施、加賀市での文化交流と現地体験ツアー行った。金沢市内の玉泉園・灑雪亭でお点前体験をしたあと、かなざわ玉泉邸で昼食。山代温泉で九谷焼絵付や和服、晶子染めなどの体験を楽しんだ。翌日は石川県立九谷焼美術館や鶴仙渓、あやとり橋、川床、ゆげ街道を散策し山中座で山中節やお座敷遊びなどを見て回った。

 外交官ツアーの参加者の全員が「今回のツアーを知人友人に絶対の勧める」という高評価で、灑雪亭のお茶、歓迎夕食会と山代大田楽、晶子染めは全員がアンケートで「Very Good」を付けた。

 11月4―5日も1泊2日で「ミスインターナショナル出場者 加賀市ツアー」を行った。ミスインターナショナル出場者の20人が参加。外交官ツアーと同様に和服着物体験や山中芸妓鑑賞、お座敷遊び、山代温泉散策を楽しんだ。

 参加者からは「加賀の方々の親切心、おもてなし、加賀の伝統的な地元料理など加賀はファミリー旅行に適した地域。家族と絶対に再訪します」「たくさんのおもてなしをありがとうございました。多くの思い出深い経験を得ました」「加賀にベタ惚れしました。友だち皆に強く加賀へ行くことを勧めます」といった絶賛の評価を得ていた。


情報提供:トラベルニュース社