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ブランドUSA、恒例の「深掘セミナー」開催、4日間で150名以上が参加

  • 2019年2月24日

高久氏 ブランドUSAと日本旅行業協会(JATA)は2月21日、今年で9回目となる「アメリカ深掘セミナー」を都内で開催した。今年セミナーのテーマは「秋から春にかけて季節で楽しむアメリカ」で、4日間にわたり34の観光局や団体、サプライヤーがセミナーやワークショップをおこない業界関係者150名以上が参加した。

 セミナーではブランドUSAが昨年開設した旅行業界向けウェブサイトを紹介。旅行プランニングツールの「トリップランナー」は、目的地、出発日、人数などを入力するとおすすめの旅行が作成される。目的別の旅程作成も可能で文化、ビーチ、ショッピング、ロマンチックなどを選択すれば目的に沿った旅程が作成できる。ブランドUSA旅行業界担当ディレクターの高久渉氏は「FIT化が進んでいるアメリカでオーダーメイドの旅行を提案するときにも使っていただける」とアピール。

会場の様子 このほか、ブランドUSAでは今年のアメリカの観光テーマを昨年から続く「音楽」にしており、現在「音楽を聴いて、アメリカを体験」というプログラムを展開。これはアメリカのシンガー10名がロックやポップ、ブルースなどの音楽でアメリカの各地域を紹介するというもの。

 またセミナー後のレセプションでは、ビジットUSA会長の高橋光徳氏より2020年の羽田発着枠の増加について触れ、「今後アメリカの座席数が増える可能性が十分にある。将来的には400万人をめざしていきたい」と意気込みを述べた。