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阪急交通3社、12月取扱額は16.3%増、海外は19.3%増

  • 2019年2月25日

 阪急交通社グループの2018年12月の旅行取扱概況で、阪急交通社と阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナルの3社の総取扱額は、前年比16.3%増の263億5432万円となった。内訳は海外旅行が19.3%増の171億3520万円、国内旅行が10.9%増の91億3532万円、訪日旅行などの外国人旅行が22.0%増の8380万円。

 主力の阪急交通社は、海外旅行が25.2%増の143億6944万円、国内旅行が10.6%増の89億5747万円、外国人旅行が1.1%増の5806万円で、合計は19.1%増の233億8497万円だった。海外旅行はほぼ全方面が活況で、主力のヨーロッパは21%増。国内旅行もほぼ全方面が増加し、外国人旅行は欧米豪市場が好調だったという。

 阪急阪神ビジネストラベルは、海外旅行が2.6%減の28億6044万円、国内旅行が10.7%増の2億6235万円、外国人旅行が128.8%増の2574万円で、合計は1.2%減の31億4853万円。海外旅行はインドと中国が前年を上回ったが、その他のアジアやヨーロッパは減少した。国内旅行は団体旅行が好調だった。

 阪神トラベル・インターナショナルは、海外旅行が11.3%減の2億760万円、国内旅行が37.7%減の488万円で、合計は12.1%減の2億1247万円。外国人旅行は扱っていない。