ANA、エクスペディア、ナビタイムが訪日旅行で連携、欧米豪向け

  • 2019年2月14日

 ANAグループのANA総合研究所(ANA総研)とナビタイムジャパン、エクスペディアグループは2月13日、連携して訪日旅行サービスを開始すると発表した。3社を含む13社が昨年10月に設立した、訪日客の誘客による地域創生をめざす「地域創生インバウンド協議会」を通じて取り組むもの。ANAグループが訪日旅行商品の造成を、エクスペディアグループが販売をそれぞれ担当。ナビタイムは商品と連動したナビゲーションアプリを提供する。ANAグループによれば、エクスペディアグループが日本企業と連携して航空券、宿泊、現地ツアーを組み合わせた旅行商品を販売するのは今回が初めて。

 具体的には、ANA総研は全日空(NH)やANAセールスなどとともに、ANAグループとして地方自治体から訪日誘客事業を受注。各地の魅力を掘り起こし、訪日旅行商品「Odyssey Japan」を造成する。なお、ANAグループは17年末から、欧米豪市場の訪日外国人旅行者を日本各地に送客する同名の事業「Odyssey Japan」に取り組んでいる。

 エクスペディアグループは自社のウェブサイトで訪日旅行商品「Odyssey Japan」の販売を実施。ナビタイムジャパンは同商品を利用する訪日客に対し、経路検索や商品と連動した旅行計画などができる多言語観光ナビゲーションアプリを提供する。

連携のイメージ(プレスリリースより転載)