ハワイで新たに小型機チャーター会社、創業特価でラナイ390ドル

  • 2018年12月9日

「W-EXPLORER」で使用するコディアック100型機 コーヨーホールディングスは12月1日、ハワイ6島を定員9名の小型機で結ぶチャーター事業「W-EXPLORER」を開始した。コンセプトは「“CHARTER FOR EVERYONE”チャーター旅をもっと身近に」で、2017年製の新造機や日本の企業によるサービスの安心感などを打ち出して需要を開拓していく。

 同社としても第3種旅行業の登録を済ませており、自社での受注型企画旅行や手配旅行の取り扱いもめざすが、コミッションを用意し旅行会社にも広く販売を呼びかけていく。

 使用する機材はコディアック100型機で、旅客9名のほか最大6つのゴルフバッグやサーフボードなども搭載可能。運航は、ハワイで唯一チャーター機運航会社として格付け会社の認証を取得しているというロイヤルパシフィックエアに委託している。

 チャーター料金は、例えばダニエルKイノウエ空港から同じオアフ島のカラエロア空港またはディリングハム空港の場合、片道1機で1200米ドル。最も高額なハワイ島のワイメアコハラ、コナ、ヒロの3空港へのチャーターでも3600米ドルに設定し、9名で乗れば1名あたり400米ドルで済むようにした。

 また、日帰りでラナイ島を訪れるプランも設定しており、ホノルルでの空港送迎に往復チャーターとフォーシーズンズリゾートラナイでのランチ、日本人ガイドを組み込んだものを500米ドルで販売。さらに、2019年3月までのオープニング記念料金として1人390米ドルで提供するキャンペーンも実施中という。