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田端観光庁長官と面談 日本の宿おもてなし検定、上級合格者の6人

 「日本の宿おもてなし検定」の今年の上級合格者6人が11月15日、観光庁を訪れ、田端浩観光庁長官と面談した。

 田端長官との面談では「試験勉強で身につけたことを後輩の指導に役立てたい」「中級実技で習った車イスの扱いを、現場で実践できました」などと話していた。

 田端長官は「向上心が全体のレベルを上げることにつながります。模範となり、後進の育成につなげることを期待しています」と激励した。

 同検定は旅館ホテルの接客サービスの標準化やサービスレベルの向上を図ろうと、JTB協定ホテル旅館連盟の発案で2009年に開始。全国旅館ホテル生活衛生同業組合、日本旅館協会、日本旅館国際女将会などをメンバーとする「日本の宿おもてなし検定委員会」が運営している。

 「接遇によるおもてなしのレベル」を4段階に設定し、今年は初級を2789人、中級を876人、中級実技を25人、上級を20人が受験した。これまでに累計で初級1万8551人、中級4850人、中級実技132人、上級17人が合格。上級は「お客様に感動していただけるカリスマレベル」と厳しい基準となっている。

 今回、観光庁を訪れた上級合格者は次の各氏。

 土屋ユキエさん(山形県かみのやま温泉・果実の山あづま屋)▽丸山真依さん(群馬県伊香保温泉・ホテル木暮)▽武田大介さん(千葉県鴨川温泉・鴨川館)▽皆川友香さん(静岡市・日本平ホテル)▽峠久実代さん(兵庫県有馬温泉・中の坊瑞苑)▽田中和恵さん(大分県由布院温泉・玉の湯)


情報提供:トラベルニュース社