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会員社員の力で復興アピール JATA中四国支部、SNS発信者募る

 日本旅行業協会(JATA)中四国支部(船場誠吾支部長=近畿日本ツーリスト中国四国社長)は10月1日から、平成30年7月豪雨からの観光復興を支援しようと、当該地域の「観光被災地復興状況情報発信キャンペーン」を始めた。

 同支部会員(賛助会員含む)の先着で社員100人を募集し、ブログやフェイスブック、インスタグラムなどSNSで「#元気です〇〇県・〇〇市」などとして情報発信してもらう。正確な現地情報を発信することで風評に対抗する。期間は11月末まで。

 情報発信は、国の観光支援事業費補助金の対象になっている西日本を中心とした13府県。当該地域へ移動に必要な交通費を上限1万円まで補助する。宿泊が伴う場合は「13府県ふっこう周遊割」などを利用して自己手配する。

 9月末に急きょ決まった事業のため、応募者はこれまでのところ(10月10日現在)9人にとどまっている。広島県から高知県へ、鳥取県から山口県へなど、交通費補助の対象となる社員からの応募があった。当該居住者が当地の情報を発信する場合もキャンペーンに参加できる。

 キャンペーン参加はJATA中四国支部 電話082―536―0700まで。


情報提供:トラベルニュース社