ノルウェー、秋から冬の「ニューシーズン」に注力、アクセス向上も訴求

  • 2018年10月4日(木)

エレフセン氏  ノルウェー政府観光局はこのほど、旅行会社向けに「ノルウェー・セミナー・ワークショップ2018」を開催した。ワークショップに先立って開催したセミナーで、ノルウェー政府観光局日本代表のチェル・エレフセン氏は「これまで秋から冬にかけてはローシーズンとされてきたが、これを新たに『ニューシーズン』と呼びたい」と強調。これまで日本人旅行者は夏に集中し、他市場との競合などでホテルも取りにくい状況が続いていることから、10月から4月の送客に力を入れていく。

 同氏は「フィヨルドを含め観光地は通年でオープンしている。冬のフィヨルドは寒くて暗いというイメージがあるが、1日のうちで陽が昇る時間は必ずある。雪山とフィヨルドの組み合わせなど、夏とは異なる絶景を楽しむことができる」とアピールし、旅行会社にニューシーズンの送客を呼びかけた。

ワークショップには現地から地方観光局、ホテル、ランドオペレーター、交通機関など14社が来日したほか、AYとSKも参加した  エレフセン氏は日本からノルウェーへのアクセスも向上していることも説明。フィンエアー(AY)が今年5月から夏季期間中、ノルウェー国内航空会社のヴィデロー航空(WF)の運航により、ヘルシンキ/ベルゲン線をデイリーで、ヘルシンキ/トロムソ線を週1便で開設したことに触れ、「スムーズなヘルシンキ経由の旅程も組めるようになった」と紹介した。なお、エレフセン氏によると、AYは通年運航も検討しているという。このほか、スカンジナビア航空(SK)が引き続きコペンハーゲン/ベルゲン/トロムソ線を運航していることを紹介した。

 さらにエレフセン氏は、フィヨルド観光のハイライトとなるフロム/グドバンゲン間の航路に、環境に配慮したハイブリッド船と電気船が就航したことを説明。通年でバイキング体験が楽しめるグドバンゲンの「バイキング・バレー」、フィヨルドを見下ろせるスキーリゾート、スパが充実したリゾートホテルなども冬の素材としてアピールしていく考えを示した。

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