itt TOKYO2024
itt TOKYO2024

ノックスクート、10月に関空就航-年内にも第3の日本路線

  • 2018年8月22日

▽関空線もデイリー化へ、日泰交流拡大の風受け

記者会見後の記念撮影

 この日の発表会見でトー氏は、成田線の滑り出しについても報告。7月までの搭乗率が約78%となったことを説明し、タイ発の旅行需要が比較的低い時期であったことなどを勘案した上で「良い結果」とコメントした。日本発とタイ発の割合は半々だったという。

 今後については、タイ発の割合が日本発を上回るとの見通しを示すとともに「8割は固い。第4四半期には80%台半ばにまで高まるだろう」と語った。増便の見通しについては「就航したばかり」として名言を避け、当面はデイリー運航のままとする考えを示した。

 なお、同路線についてはTRも成田/ドンムアン/シンガポール線の一部として1日1便を運航しており、提供するサービスにもほぼ違いはないが、発着時間帯が異なることなどからカニバリゼーションは起こらないとの考え。トー氏は日泰間の交流需要が今後も拡大を継続するとの見方を強調した上で「旅行者にとっては選択肢が増える」と語り、日本路線を6年間運航しているTRの知名度などを活かして、日本人旅行者の取り込みをはかるとした。

 そのほか、週4便を予定する関空/ドンムアン線については、TRの週3便の関空/ドンムアン/シンガポール線とあわせて週7便となる利便性をアピールする一方で、XWの関空/ドンムアン線だけで早期にデイリー化する意欲も見せた。関空/ドンムアン線の詳細は以下の通り。


▽XW、関空/ドンムアン線運航スケジュール(10月29日~)
XW111便 KIX 08時30分発/DMK 12時45分着(月・火・木・土)
XW112便 DMK 23時50分発/KIX 07時10分着※翌日(月・水・金・日)