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沖縄のホテルリゾネックス名護が民事再生法申請、負債約48億円

  • 2018年7月18日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、ホテルリゾネックス名護が7月13日に那覇地裁へ民事再生法の適用を申請した。負債総額は約48億円。

 マンション分譲業者のリゾート部門が分離独立する形で2002年に設立された同社は、客室数141室の「ホテルリゾネックス名護本館」を経営し、海を望むリゾートホテルとして一定の知名度を得ていた。2011年には隣接地に客室数56室の「ホテルリゾネックス名護東館」を約10億円で建設。2014年3月には客室数84室の「ホテルリゾネックス那覇」を約10億円で買収するなど事業を拡大し、2016年3月期には売上約14億円を計上していた。

 しかし、東棟の建設およびホテルリゾネックス那覇の取得にともなう借入金に加え、分離独立する際に引き継いだ約28億円の金融債務負担などから資金繰りが限界に達し、今回の措置となった。