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夏はアートに浸れ-越後妻有アートトリエンナーレ、7月29日開幕 新潟県十日町市

 新潟県十日町市観光交流課の石井晃さんが来社した。7月29日に開幕する「大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ」への来訪をアピールした。

 越後妻有アートトリエンナーレは、十日町市と津南町を舞台に3年に一度開催。今年で7回目を迎え、東京23区がすっぽりと入るエリアに、里山の環境を生かした新作172点を含め、世界中のアーティストが制作した計378点のアート作品が点在する。

 同博でまず立ち寄りたい拠点施設が「越後妻有里山現代美術館キナーレ」。水を利用した大規模なトリックアートが開幕とともにお目見えし、方丈記をモチーフにした4畳半のスペースに、アートと食を融合した30のバザールが出現する。「初めての方もリピーターの方も楽しめる空間です」と石井さん。

 広大なエリアをめぐるのに便利なオフィシャルツアーも2つ設定されている。カモシカぴょんぴょんコースは棚田などの景観と作品をめぐり、ミシュラン一つ星シェフが監修したランチがつく。シャケ川のぼりコースは、信濃川の河岸段丘を見ながらエリアを縦断。朗読劇を見ながらランチを食べる。

 日本三大渓谷のひとつ清津峡のトンネルにアクリル板を貼って、インスタ映えする絶景が展開する作品をはじめ、津南町の50万本のヒマワリ、妻有花火など見どころは多い。

 石井さんは「4割がリピーターで、地域の方とのふれあいが楽しいと評価いただいています。芸術とともに地域を満喫できる内容です」。9月17日までの開催。


情報提供:トラベルニュース社